マンガ鍋島直正 『第3話 近代化政策を支えた佐野常民』
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26佐さ賀が藩はんへ鉄てつせい製大たいほう砲五十門もんの製せいぞう造を依いらい頼したペリーらの再さいほう訪に備そなえて江えど戸の台だいば場を増ぞうきょう強する必ひつよう要があった幕ばくふ府はこのことは佐さがはん賀藩の存そんざいかん在感が大おおきく高たかまっていたことを意いみ味している当とうじ時日にほん本で鉄てつせい製大たいほう砲を鋳ちゅうぞう造できるのは佐さ賀が藩はんをおいて他ほかに存そんざい在しなかったのだ直なおまさ正は幕ばくふ府からの注ちゅうもん文を受うけ製せいぞう造ラインを増ふやすことを決けってい定し多たふせ布施に公こうぎ儀石いしびや火矢鋳いたてしょ立所を設せっち置した※幕府から軍役としてではなく「引請製造」すなわち注文を受ける形になったことは、幕府の権威が落ち、佐賀藩のプレゼンス(存在感)が高まったことを意味している。※多布施公儀石火矢鋳立所で製造された36ポンドと24ポンドの鉄製大砲は安政2~6(1855~1860)年に江戸に運ばれ、品川台場に設置された。

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